ジャンドとシンクロダークについて

前回までは自分のシンクロ変遷期について語りましたが、今回では最近話題で規制候補の1つとされるジャンドとシンクロダークについて書いていきます。


1.このデッキの最終目標

2タイプありますが、目指すものは同じで相手の手札を全てトリシューラとΩでハンデスすることです。

5ハンデスといえば、ゼンマイが浮かびますが、この手のブン回しに対しては天敵である

増殖するG

が存在します。

こいつがあるかないかの勝負になってしまいます。

しかし、ジャンドやシンクロダークはGの有無に限らず殺すことができます。

これは今までGに苦しんできた自分にとっては大変魅力的でした。

早速入賞レシピをコピーして回しました。これはただただすごいとしか言いようがありませんでした。

ライブラフォーミュラからどんどん展開していくのはかつてのクイックジャンドを思い出すものがありましたが、それ以上でデッキが枯れてしまうぐらいドローできるほどでした。

今使ってるレシピを上げます。

【モンスター】32 

ジェット・シンクロン ×2

レベル・スティーラー ×3

グローアップ・バルブ ×1

音響戦士ベーシス ×1

DDラミア ×2

シンクローン・リゾネーター ×3

ドッペル・ウォリアー ×1

DDスワラル・スライム ×1

ゾンビキャリア ×1

レッド・リゾネーター ×1

ジャンク・シンクロン ×1

音響戦士ギータス ×3

ダーク・グレファー ×3

DDオルトロス ×1

終末の騎士 ×1

クイック・シンクロン ×2

音響戦士マイクス ×2

BF-朧影のゴウフウ ×3

【魔法】28 

調律 ×3

ソウル・チャージ ×1

死者蘇生 ×1

おろかな埋葬 ×1

強欲で貪欲な壺 ×3

貪欲な壺 ×1

闇の誘惑 ×3

成金ゴブリン ×3

ワン・フォー・ワン ×1

地獄門の契約書 ×3

手札抹殺 ×1

増援 ×1

チキンレース ×3

コール・リゾネーター ×3

【エクストラ】15 

フォーミュラ・シンクロン ×3

たつのこ ×1

アクセル・シンクロン ×1

TG ハイパー・ライブラリアン ×1

ジェット・ウォリアー ×1

スターダスト・チャージ・ウォリアー ×1

ドリル・ウォリアー ×1

瑚之龍 ×1

エンシェント・フェアリー・ドラゴン ×1

PSYフレームロード・Ω ×3

氷結界の龍 トリシューラ ×1


60枚ジャンドですw
枚数から構築まで全て違うと思うのでそれぞれのカードの採用理由と不採用カードについて書きます。

・そもそもなぜ60枚?
入れたいものを詰め込んだらこうなってしまったのが結果論ですが、いざ回すとそこそこ安定感もあり、1番このデッキにとって大事な『貪欲な壺』がゴードンで飛んでしまうリスクが低くなるというのが60枚にした理由です。

○各ギミックについて

•音響戦士
ABCで話題になっているギミックですが、ジャンドにおいて正直入れない意味がないぐらい強いです。
ギータスはベーシスとマイクスを呼べるのですが、
『ベーシス』
・1チューナー
・手札の枚数分場の音響戦士のレベルを上げることができる

『マイクス』
・レベル5の非チューナー
・召喚権追加
・打点が2300で地味に強い
とギータスはどちらかを選べさらに手札を切ることができます。
例えば
ギータス
スティーラー
バルブ
の場合
ギータスでスティーラーを捨て、マイクス特殊
🔻
スティーラーを特殊して、バルブを召喚
🔻
ライブラフォーミュラに行きつつ、召喚権を残した状態でさらなる展開に繋げていけます。
ギータスを持っていてもマイクスが来るまで展開できるなら待ち、マイクスギータスでペンデュラムを狙うこともあります。
チューナーと非チューナーの供給が出来るのでかなり出来るヤツです。

•DD
今期終盤に環境トップになったデッキですが、このデッキでは
地獄門3
ラミア2
スワラル
の4種7枚を採用しています。一般的なシンクロダークだと地獄門2ラミア+ニュートンだと思います。
スワラルとオルトロスはどちらも展開に欠かせないパーツになっています。

『スワラルスライム』
これを採用しているのは恐らく僕1人だけかなと思っていますw
スワラルが役立つ状況を例にすると
グレファー
地獄門
ラミアorスワラル
だとします。
グレファー召喚、地獄門で足りない方を回収してグレファーでスワラル切ってスティーラーを落とす
🔻
スワラル効果でラミアを特殊してライブラ
🔻
スティーラー特殊して、地獄門をコストにラミアを特殊してライブラフォーミュラ
といった具合にラミアの使える回数が従来は1回だったのが2回になります。
たまにジャンクで釣ることもあります。

このデッキで唯一バックに触れることの出来るカードです。
先行展開においては前述したギータスと一緒に置いてペンデュラムを狙っていきます。
たまーに召喚してチューナーとしても使います。
サーチの出来る罠剥がし+スケール+チューナーで高スペックカードです。地味にダメージ受けると特殊できるので防御にも役立つ。

•リゾネーター
シンクロンリゾネーターはシンクロがいるだけで場に出せるのでかなりお手軽なチューナーです。
最近では3枚採用しているレシピもあることからその便利さが分かるかと思います。
そこでアクセス率を高めるためにコールリゾネーターを採用し、サーチ先の1枚としてレッドリゾネーターも採用しました。

『レッドリゾネーター』
このカードの強みとしてはチューナーの増量にあります。
終末やグレファーをこのカードで呼べれば最低でもコーラル→チャージウォリアーと2ドローになったり、普通に召喚してレッド+1チューナーと出すことでチューナーのかさ増しになり展開の幅が広まります。
さらにシンクロンリゾネーターの②の回収効果も使えます。しかも②の効果は1ターンに何度でも使えます!

次に各ギミックの枚数について書きます。

•ジャンド
ジャンク1
クイック2
ドッペル1
本当はシンクロンは全て抜きたかったんですが、クイックが手札も切れてジェットウォリアーが先でも後でも強いので残すことにしました。
誘惑のコストも兼ねて調律のサーチ先としてジャンクを1枚入れました。ジャンクドッペルは基本的には初動にしか使えないので途中で引いた時の使いづらさが目立っていたので限界まで削りました。
ドッペルはたつのことシンクロしたりと便利な場面も多いので増やすのはありです。

•エクストラ
あまり変わらないと思いますが、後手で返すのがきついのでチャージあたりを月華にしようか悩んでいます。正直全然枠が足りません。

•不採用ギミック

・ディアボ
最初に試して真っ先に抜けたカードです。どうしても単体では仕事してくれないのとゴードンで飛んだり、そもそも展開に必要ない場面が目立ち、この3枠をゴウフウにチェンジしました。代わりにマイクスがディアボの役割を担っています。手札に来るだけで腹が立ちます。

・ワンチャン
スティーラーのアクセス率を上げることができるんですがしっくりこなくて抜いてしまいましたが、採用候補のカードですね。

・オロシ+ゼピュロス
60枚構築ゆえにゴウフウとセットで引く確率も低く、ゼピュロスも試しましたが場にレベル4が2体並ぶと展開に支障をきたすので不採用にしました。

・ソハヤ
最近入賞したシンクロダークでは不採用でしたね。
自分もクイックを入れたかったので無しでずっと回したんですが特に問題なかったです。枠があればぜひ入れたいものです。

•目指す布陣
基本的には同じくΩ3トリシュ2で先行5ハンデス+トリシューラの構えで返します。他の構築と異なりチューナーの供給量が多いのでかなり成功率は高いのではないかと思います。

•最後に
ソリティアを嫌うコナミさんなので何かしら規制されると思いますが、スティーラーだけで許してくださいという感じですね。
ここまで長文を読んでくださり、
ありがとうございました。
何か参考になることがあったら嬉しい限りです。